脱酸素による防錆

O2-Free Airの防錆効果の検証

 【Fig-05】は、O2-Free Airによる水質と金属片の経時変化を示したものです。向かって左側の水槽は未処理の状態、右側の水槽は薬品とO2-Free Airによる処理を行っています。 金属片は右から銅・鉄+銅・鉄という順番で水槽内に紐で吊り下げられています。
 写真からも分かるように、薬品とO2-Free Airによる処理をしている水槽は7日間経過しても腐食変化は現れず、清浄な状態を保っています。また、水中の金属片にも変化が見られません。 これに比べ、処理を行っていない水槽は時間の経過とともに濁度が上がり、金属片も激しく、腐食していることが分かります。
 また、一種の金属片よりも異種金属どうしが接触しているときのほうが腐食の度合いが激しいことが分かります。これは異なる金属が電気的に接触することにより電池が形成され、 金属の腐食が促進されるためです。

O2-Free Airの特徴

●腐食の原因を排除
  腐食の最大の原因である溶存酸素を減少させることにより、腐食速度を遅らせる効果があります。

●薬品使用量を減少
  防錆剤は金属表面に薄い皮膜を形成し、水中の酸素との接触を絶って腐食を防ぐという働きをします。O2-Free Airを使って溶存酸素を減らすことにより、使用する薬品の量を大幅に減らすことができます。

● 環境への負荷を低減
  薬品使用量を減少させると、廃棄物処理コストが削減され、環境にやさしいクリーンな防錆が可能になります。

● 高温下でも安定した防錆効果
  薬品は高温になると分解しやすく、腐食の激しくなる高温条件ほど高濃度の薬品の添加が必要となり、経済的でなく、水質汚染も激しくなります。脱酸素による防錆は、高温下でも安定した効果を発揮します。 高温冷却が必要なエンプラ成形に最適です。

特許取得済み 名称「冷却装置」 特許第2804734号

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【Fig-05 水質と金属片の経時変化】
水槽左側は未処理・右側はO2-Free Airと微量の薬品を使用
金属片はそれぞれ鉄・鉄と銅の接触・銅

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冷却水系の障害
二次冷却システム
省エネルギー
脱酸素による防錆
逆浸透膜による高度浄化水
難削材の研削
冷却水量の測定
冷却水の適正な温度と流量
UWT Cooling Unit (二次冷却システム)
O2-Free Air (冷却水系用脱酸素防錆装置)
RO-Water 800 (工業用純水製造装置)
Nitrogen Separator (窒素ガス発生装置)
O-N Separator (コンパクト窒素ガス発生装置)
Airy Touch (難削材研磨補助装置)
One by One Cooler (コンパクト冷却装置)
Plas Humid (湿度コントローラ)
Crean-Saving Air (クリーン・省エネコンプレッサ)
AD Feeder HSF-1 (適量樹脂供給装置)
Best FR (最適流量コントローラ)
MQ Clamp (マルチクイッククランプ)
SK6060H (冷却水系用防錆剤)
Tralfam Water (トラルファム・ウォータ)
Tralfam Therm Oil (トラルファム・サーモオイル)
Tralfam Tab (トラルファム・タブ)
Annealer (ナイロン樹脂用吸水処理剤)