省エネルギー

電力コスト削減の事例

実際の事例によって、省電力の効果を比較してみましょう(【Table-01】。

●改善前
  改善前には80Hpのチラー1台、80Rtのクーリングタワー1台、5.5kWのポンプ2台、2.2kWのポンプ1台で構成され、7℃の冷水を冷却に用いていました。年間の電力費は約6,720,000円でした。

●改善1:チラー設定温度を7℃から15℃に
  チラー水温度の設定を7℃から15℃に上昇させました。これだけで年間1,680,000円電力費が節減されました(改善前の25%減)。

●改善2:冷却ユニットの導入
  UWT冷却ユニットを導入しました。この工場の金型温度ではチラーは必要ないため、冷却はクーリングタワーを用いた二次冷却に切り替えました。 将来の増設を考えて7.1kWの工場送りポンプを設置しましたが、現在の機械台数ではその1/2の能力で足りるので、インバータ制御によって3.6kWの出力で運転します。 これにより、年間約5,811,000円電力費が節減されました(改善前の87%減)。

●改善3:気温の変化に対応した制御
  気温の変動を考慮したクーリングタワー能力の制御を行えば、さらに電力費が節減できます。改善2の機器構成で、年間を通じて同じ条件で運転したときの電力費に対して、ポンプ回転数を冬期は70%に、 中間期は80%に制御すると電力費は大幅に減少します(【Fig-05】)。昼間と夜間の温度による切り替えも実施すると、さらに節減額は大きくなります。

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【Table-01 電力費の削減効果】
電気使用料は夏期=11.06円/1kWh、中間期・冬期=10.06円/1kWhで計算。

【Fig-05 クーリングタワーの能力制御による電力費の比較】

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冷却水系の障害
二次冷却システム
省エネルギー
脱酸素による防錆
逆浸透膜による高度浄化水
難削材の研削
冷却水量の測定
冷却水の適正な温度と流量
UWT Cooling Unit (二次冷却システム)
O2-Free Air (冷却水系用脱酸素防錆装置)
RO-Water 800 (工業用純水製造装置)
Nitrogen Separator (窒素ガス発生装置)
O-N Separator (コンパクト窒素ガス発生装置)
Airy Touch (難削材研磨補助装置)
One by One Cooler (コンパクト冷却装置)
Plas Humid (湿度コントローラ)
Crean-Saving Air (クリーン・省エネコンプレッサ)
AD Feeder HSF-1 (適量樹脂供給装置)
Best FR (最適流量コントローラ)
MQ Clamp (マルチクイッククランプ)
SK6060H (冷却水系用防錆剤)
Tralfam Water (トラルファム・ウォータ)
Tralfam Therm Oil (トラルファム・サーモオイル)
Tralfam Tab (トラルファム・タブ)
Annealer (ナイロン樹脂用吸水処理剤)